MM-500S コラム

レーザーや照明の光軸を見せたい。でもスモークが使えない。そんな時に選ばれている「超音波ミスト」という方法

 

イベント会場や商業施設、オフィスエントランス、テーマパーク、ホテルロビーなどで、レーザーや照明の光が空間に美しく伸びる演出を見たことはありませんか?
光の筋が空中に浮かび上がり、まるで光そのものが空間をデザインしているような幻想的な演出です。
しかし実は、レーザーや照明の光軸は通常の空気中ではほとんど見えません。
私たちが見ているのは「光」ではなく、空気中に存在する微細な粒子に光が当たって散乱した結果なのです。
そのため、これまではスモークマシンやヘイズマシンを使用して人工的に粒子を発生させ、光の軌跡を見せる方法が一般的でした。
ところが近年、商業施設やオフィスビル、ホテル、美術館などではスモーク演出が難しくなっています。
その理由は火災報知器です。
そこで今、新しい選択肢として注目されているのが、星光技研の超音波ミストです。

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レーザーの光軸はなぜ見えるのか?

まずは少しだけ光の仕組みを理解しましょう。
夜空に懐中電灯を照らしても、光の先端は見えても光の通り道はほとんど見えません。
しかし雨の日や霧の日になると、光の筋がはっきり見えることがあります。
これは光が水滴や微粒子に当たり、散乱しているからです。
レーザー演出も同じ原理です。
空間中に何も存在しなければ光軸は見えません。

しかし、

  • スモーク
  • ヘイズ
  • ミスト
  • 微細な粉塵

などが存在すると、そこに光が当たり光軸が見えるようになります。
つまり、光軸演出の本質は「空間中に微粒子を存在させること」なのです。


なぜスモークマシンは使用制限が多いのか?

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長年、演出業界ではスモークマシンが定番でした。
スモークマシンはグリコール系やオイル系の専用液を加熱し、人工的な煙を発生させます。
光軸の見え方は非常に優秀ですが、一方で次のような問題があります。

火災報知器への反応

最も大きな問題はこれです。
煙感知器は本物の火災だけでなく、スモーク粒子にも反応する場合があります。

その結果、

  • イベント中断
  • 避難誘導
  • 警備会社出動
  • テナントからの苦情

などのリスクが発生します。

においの問題

スモーク液特有のにおいを嫌う施設も少なくありません。
高級ホテルやブランドショップでは特に敬遠される傾向があります。

汚れの問題

スモーク液の成分が壁面や機材に付着する場合があります。

特に、

  • 高価な照明機材
  • 展示品
  • 美術品
  • 商品サンプル

がある場所では使用が制限されることがあります。


超音波ミストとは?

超音波ミストは、超音波振動によって水を微粒化する技術です。
発生する粒子は非常に細かく、まるで雲や自然霧のような状態になります。
星光技研では長年培った超音波技術を活用し、イベント演出や空間演出向けの超音波ミストシステムを提供しています。
最大の特徴は、煙ではなく、水であること。
これに尽きます。


なぜ超音波ミストなら使用できるのか?

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理由1:煙ではなく水だから

スモークマシンは人工的な煙を作ります。
一方、超音波ミストは水を微粒化しているだけです。

つまり、

  • 煙ではない
  • 燃焼していない
  • 油分を含まない
  • 有害ガスを出さない

という特徴があります。
施設管理者から見ると、「煙を出す装置」ではなく「水を霧化する装置」として認識されます。
そのため、スモークマシンが禁止されている施設でも導入できるケースが数多くあります。

理由2:火災報知器への影響が極めて少ない

超音波ミストは煙粒子ではなく水粒子です。
実際にホテル、商業施設、神社仏閣、展示会場などで数多く採用されています。
もちろん施設ごとの確認は必要ですが、
「スモークは禁止だがミストなら許可」
というケースは非常に多くあります。
これはイベントプランナーや照明演出会社にとって大きなメリットです。


実はミストが消えても光軸は見える

ここが非常に面白いポイントです。
多くの方は、
「ミストが消えたら光も見えなくなる」
と思っています。
しかし実際にはそうではありません。


水道水の中にはミネラルが含まれている

水道水には、

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • ミネラル成分

などが微量に含まれています。
超音波ミストとして空間中に放出された水分はやがて蒸発します。
しかし、水だけが蒸発しても、ミネラル成分は微粒子として空気中に残ります。
その微細な粒子が空間中を漂い続けるため、そこにレーザー光や照明が当たると散乱が発生します。
結果として、
ミスト本体に直接光が当たっていなくても光軸が見える
という現象が起こるのです。
これは実際の演出現場でもよく確認されます。
ミストを停止した後でも、しばらく光軸が見え続けることがあります。


レーザー演出との相性が抜群

超音波ミストはレーザーとの相性が非常に良好です。

例えば、

  • レーザーショー
  • DJイベント
  • ナイトイベント
  • 商業施設のイルミネーション
  • 展示会ブース
  • プロジェクションマッピング

などで活用できます。

特に近年増えている
「煙は使えないが光の演出は強化したい」
という案件に最適です。


照明でも効果を発揮

レーザーだけではありません。
スポットライトやムービングライトでも同様です。
通常は見えない光の軌跡が空間に現れ、

  • 奥行き感
  • 立体感
  • 高級感
  • 没入感

を大幅に向上させます。
照明機材を追加しなくても、同じライトで全く違う印象を作り出せるのです。


展示会や商業施設での活用

ミスト技術は展示会とも非常に相性が良いです。
例えばブース上部からレーザーやスポットライトを照射すると、
来場者の視線を遠方から誘導できます。
通常の看板では埋もれてしまう場所でも、
空中に浮かぶ光のラインは非常に目立ちます。

結果として、

  • ブース認知向上
  • 滞留時間増加
  • SNS投稿増加
  • 名刺獲得数増加

につながります。


まとめ

レーザーや照明の光軸を見せるために、これまではスモークマシンやヘイズマシンが常識でした。

しかし、

  • 火災報知器の問題
  • においの問題
  • 汚れの問題
  • 施設利用制限

によって使用できない現場が増えています。
その代替手段として注目されているのが超音波ミストです。
超音波ミストは煙ではなく、水を微粒化したものです。
さらに、水分が蒸発した後も、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの微細なミネラル粒子が空間中に残るため、レーザーや照明の光軸を見せる効果が持続します。

「スモークが使えない」
「でも光の演出は諦めたくない」
そんな現場において、超音波ミストは新しい演出のスタンダードになりつつあります。 

 

 


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