気流可視化装置といえば、 クリーンルームや研究施設で使われる専用機器を思い浮かべる方が多いでしょう。
実際、現在ある気流可視化装置は完成度が高く、「決められた条件下で、気流を確認する」という目的には十分応えてくれます。
しかし現場では、次のような声も少なくありません。
こうした声の背景には、従来の気流可視化装置が想定していない使われ方 が存在しています。
従来の気流可視化装置(スモークマシン)の多くは、油分やグリコールを含んだ専用液を加熱して煙を出します。
しかし、精密機器が並ぶ工場やクリーンルームでは、この「わずかな残留物」が命取りになります。
「気流は見たいけれど、HEPAフィルタを詰まらせたくない、製品を汚したくない」 このジレンマが、現場の大きな障壁となっています。
工場、倉庫、大型ホール、展示会場などでは、
といった課題が生じます。
多くの従来気流可視化装置は 小〜中規模空間・スポット確認 を前提としているため、大空間では霧量そのものが不足します。
こうした用途では、
といった不満が出やすくなります。
現場では、
など、霧の出し方そのものを制御したい ニーズが多くあります。
しかし、従来の気流可視化装置の多くは、
という制約があります。
最近増えているのが、
といった用途です。この場合、 見えればいい ではなく 伝わらなければ意味がないため
霧の量・滞留・動きに演出的な要素が求められます。
実際に教育施設では、超音波ミストによって竜巻や上昇気流を“目で見て理解できる展示”も実現しています。
▶ 超音波ミストを使った気流可視化展示の具体事例はこちら
こうした課題に対して、 星光技研が得意とする
は、従来の気流可視化装置とは別軸の解決策 を提示できます。
星光技研の超音波ミストは、純水(または精製水)をそのまま霧化します。
薬品や油分を一切含まないため、霧が消えた後にベタつきや粒子が残る心配がありません。
ISO 14644-3(クリーンルームの気流可視化試験)でも、トレーサー(霧)による汚染回避は厳格に求められるポイントです。
試験後に清掃の必要がなく、そのまま製造ラインを稼働させられる圧倒的なクリーンさは、超音波式ならではの強みです。
一般的な気流可視化装置の霧化量が 0.3〜数L/h 程度 であるのに対し、
投込型超音波霧化ユニットを複数台組合せたり 、 大容量のミスト発生装置(最大 3.2L/h) を用いることで、
発生させるミスト量そのものを大きく確保することができます。
その結果、
といった、市販の気流可視化装置では得にくい可視化が可能になります。
投込式超音波霧化ユニットは、
など、設置方法を自由に設計 できます。
これは、「装置を置く」から 「気流可視化システムを組む」という発想の転換です。
を組み合わせることで、
にも対応可能です。
従来の装置では見えにくかった気流を大容量ミストで“誰が見ても分かる”形にします。
装置を売るのではなく、可視化の“構成”をご提案します。
気流を「測る」から気流を「魅せる」へ。
超音波ミストなら、 安全性と視覚効果を両立できます。
実際の超音波ミストの仕組みやクリーンルームでの具体活用については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ 超音波ミストで「見えない空気」を可視化する