超音波加湿器 NP796(据置型)

  • 特徴
  • 使い方
  • 仕様
  • よくある質問
超音波加湿器 NP796(据置型)

水道直結式の超音波加湿器。毎時3.4リットルの霧化能力と、360度回転する特殊形状吐出管で広範囲の加湿を行います。

超音波式によるきめの細かい霧で空間を加湿。液垂れしにくい特殊形状吐出管は360度回転し、1台で効率よく霧を飛ばします。
オプションの湿度調節器やタイマーと組み合わせることにより、自動加湿や自動洗浄が可能です。また抗菌材を使用することで、除菌消臭された快適空間をつくります。

超音波加湿器 NP796(据置型)の特徴

特殊形状吐出管採用

液垂しにくく、きめ細かい霧を遠くまで飛ばすことができる特殊形状吐出管を採用しました。
また、それぞれ独立して方向を変ることができ、吐出方向を自由に変更できますので設置場所を選び ません。
(一部吐出管着脱のためのポイントがあり、縦方向には向けられません)

特殊形状吐出管採用

超音波加湿ユニット6個搭載 霧化量3.4L/h

超音波加湿ユニットのトップブランドであるTDK製のユニットを6個搭載し、毎時3.4リットルを霧化することができます。
(写真は撮影のために一部部品をはずしてあります)

超音波加湿ユニット6個搭載 霧化量3.4L/h

湿度調節器と連動可能(オプション)

別売の湿度調節器と組み合わせることで室内の湿度調節が可能になります。機能・予算に合わせて湿度調節器をお選びいただけます。

湿度調節器と連動可能(オプション)

工具不要の簡単メンテナンス

通常のメンテナンスは工具不要で行えます。消耗品の超音波加湿ユニットの交換も工具は必要ありません。

その他の特長

  • 電気代を抑えられます。(約5.06円/h 0.23kwh)
  • 水道より自動給水しますので、連続運転可能です。
  • 霧発生ユニットの振動子・基板は工具不要で簡単交換できます。
  • ~95%RHまでの高湿度での使用が可能です。
  • 洗浄機能で水槽内に溜まったゴミを排出し、キレイな水で霧化できます。洗浄機能コントロール端子を利用して、タイマー等の制御装置(オプション)を組み合わせる事により、自動洗浄が可能になります。
  • 抗菌材(別売)を使うことにより対人向用途に使用できます。

お手入れ方法

水槽部

水槽内の水を排出後、柔らかい布またはハケで水槽内部の汚れを取り除いてください。
※振動子の表面を金属(ブラシ・ヘラ)、研磨剤入りのタワシやミガキ粉などで絶対にこすらないでください。
変形したり傷がつくと、霧の発生が弱くなったり故障の原因になります。
※熱いお湯で洗浄掃除をしないでください。水槽が変形し、水漏れの原因になります。

フロート

フロートスイッチの浮き子が汚れや水あかでスムーズに上下しない場合、柔らかい布またはハケできれいに取り除いてください。

フィルター

風量調節板とフィルターを外し、水洗いをして汚れを落としてください。

ストレーナー(※給水バルブを閉めてから行ってください)

ストレーナーのキャップを外し、メッシュおよび内部の汚れを取り除いてください。

製品型番 NP796(標準仕様) / -FC(風量調節仕様) / -FC-T(ホットヨガ仕様)
霧化ユニット数 6個
霧化量 3.4L/h(水温・周囲温度25℃時)
設置方式 据置/天吊(注文時に選択)
吐出管 ポリエチレン製成型パイプ(高・低 各3本)
風量調節 静音仕様とセットでオプション(注文時選択 または 別途追加改造可能)
洗浄機能 あり(サイフォン式)
給水方式 水道直結式(自動水位調節)
使用水質 上水または同等のもの
給水圧力 0.05 ~ 0.2MPa
給水水温 5 ~ 36℃ / 岩盤浴仕様:~40℃
許容周囲温度 5 ~ 36℃ / 岩盤浴仕様:~42℃
許容周囲湿度 95%RH以下(ただし結露無き事)
定格電圧 AC100V/200V (50/60Hz) (注文時に選択)
許容電圧範囲 定格の90~110%
消費電力 約230VA
重量 約12kg(ノーマルモデル)/約14kg(静音モデル)
電源コード 3m
入力信号コード 3m(加湿信号・洗浄信号 Y端子付)
付属品
  • ストレーナ(100メッシュ)・ブッシング(1/2"×1/8" BSストレーナに取付)
  • チューブフィッティング(φ8×φ6ナイロンチューブ用 ストレーナに取付)
  • 吐出管(高×3本・低×3本・EPDM製ゴムパッキン×6)
  • 給水用ホース(φ8×φ6 ナイロンチューブ2m)
  • 排水用ホース(φ18×φ16 ドレンホース2m)
  • ホースバンド(呼び20)
  • 排水口止水キャップ(本体に取付
  • アース線(3m)・予備ヒューズ(AC100V 5A / AC200V 3A)
  • 取扱説明書
  1. 霧粒の大きさにはバラつきがあるため、最多の割合で発生している粒子径。
  2. 適用床面積は除菌消臭成分の行き渡る面積です。本機の加湿能力は※3をご参照ください。
  3. 日本電機工業会規格JME1426に基づき、室温20℃湿度30%時の能力を表示。(目標湿度60%を維持できる目安)

【仕様は製品改良のため、予告無く変更になる場合があります。】

高周波利用設備 申請について

本製品をご使用の際は、総務省指定「高周波利用設備許可申請書」の届出が必要です。
製品のご購入時、高周波利用設備の許可申請が必要な以下の必要書類が添付されております。

  1. 高周波利用設備の申請手続きについて…………1部
  2. 高周波利用設備許可申請書………………………1部
  3. 高周波利用設備許可申請書の添付書類…………1部
  4. 外観写真……………………………………………2部

※申請の際、上記に加え「設置場所付近の図面(2部)」 が必要です。

申請用紙に所定の事項を記入し、お客様にて管轄の総務省地方総合通信局に届出を行ってください。
もし申請していない機器をお持ちの場合は、速やかに申請を行ってください。
詳しくは総務省のサイトをご参照ください。

外形寸法

超音波加湿器全般のよくあるご質問

Q製品を購入したいのですが...

弊社より直接ご購入が可能です。お見積もりなど詳細については弊社までお問合せください。

お問い合わせはこちら

製品について

Q超音波加湿器(NP796)1台あたりでどのくらいの空間を加湿できますか?

直径約3m範囲の噴霧が可能になっています。
吹出しの向きを360°自由に変えることができ、加湿したい方向に向けてお使いいただくこともできます。

Q白い粉のようなものが付着するのですが

超音波によって水を振動させて霧を発生させる構造上、霧の蒸発に伴い機器の周辺に【白い粉】が残ることがあります。
この白い粉は、水道水等に含まれる「カルシウム」や「マグネシウム」などのミネラル成分であり、人体には無害ですが、周辺の家財などに大量に付着すると、悪影響を及ぼす恐れがありますので、霧が直接かからないようにしてください。

Q超音波加湿器と聞くとレジオネラ菌が心配ですが...

人体に安全な「銀イオン」添加することで、加湿器内の雑菌繁殖を抑えると同時に、銀イオン成分が含まれた霧を吹き出しますので室内の除菌効果も発揮され、嫌なニオイや雑菌繁殖を抑えることが可能です。

Q給水方法は?

水道に直結して給水を行います。

Q超音波加湿器(NP796)を使って湿度をコントロールすることは可能ですか?

別売りの湿度調節器を使うことで可能です。
詳しくは弊社までお問合せください。

Q超音波加湿器のメリットを教えてください

電気代が比較的安く、加湿能力も高めです。

故障かな?
※最初に加湿器本体の電源がONになっていることを確認してください。
※湿度センサーをご使用の場合は制御盤の電源がONになっていることをご確認ください。

Q霧が出ません。

  1. 水槽内が汚れていませんか?
    水槽内が汚れていたり、油性の汚れが浮いている場合霧がうまく発生しません。
    水槽内を洗浄してください。

  2. 電源ランプは点灯していますか?
    電源を入れてもランプが点灯しない場合、ヒューズが切れている可能性があります。
    予備ヒューズに交換してください。

  3. フロートスイッチは2つとも浮いていますか?
    フロートスイッチが固着してしっかり浮いていないと霧が発生しません。
    固着している場合はフロートスイッチ周りを清掃してください。

上記の確認をしても水槽内に水柱が立っていない、もしくは水柱が立っているがファンが回っていないなど、症状が改善しなかった場合は修理をご依頼ください。

Q水漏れします。

  1. 給水ホースはしっかりと接続されていますか?
    給水ホースの接続が甘いと水漏れの原因になるため、一度取り外し再度接続しなおしてください。

  2. 排水ホースの接続位置が高すぎませんか?
    排水ホースと排水管(オーバーフロー管)の間に隙間が無いとうまく排水されずに水が漏れてしまいます。
    接続位置が高すぎる場合は一度取り外し、排水ホースと排水管の間に隙間ができるよう接続位置を下げてください。

  3. 本体の設置場所が傾いていませんか?
    本体が傾いているとうまく排水されません。
    設置場所の平行を保ってください。

  4. 給水圧は適正水圧になっていますか?
    適正水圧は0.05~0.2MPaです。これ以上の給水圧ですと電磁弁が故障し止水が出来なくなり、水漏れの原因となります。
    給水圧が強すぎる場合は水道の元栓を少し絞るか、減圧弁を設置してください。

  5. 洗浄スイッチがONのままではありませんか?
    洗浄スイッチがONのままですと給水が止まらず、水漏れの原因となります。

  6. フロートスイッチは2つとも浮いていますか?
    フロートスイッチが固着してしっかり浮いていないと給水が止まらず水漏れの原因となります。
    固着している場合はフロートスイッチ周りを清掃してください。

上記の確認をしても給水が止まらない、本体内部から水が漏れているなど、症状が改善しなかった場合は修理をご依頼ください。

Qファンから異音がします。

下記ご確認ください。

  1. 本体の電源を切り、ファンを手で回した際に羽の引っ掛かりはありませんか?
    ファン周りのリングにカルキ等が付着し羽と干渉して異音が発生している可能性があります。
    カルキの付着が見られる場合はクエン酸等で清掃してください。

上記確認をしても異音の症状が改善しなかった場合は修理をご依頼ください。

Q給水されません。

  1. 電源ランプは点灯していますか?
    電源を入れてもランプが点灯しない場合、ヒューズが切れている可能性があります。
    予備ヒューズに交換してください。

  2. 水道の元栓が閉まったままになっていませんか?
    水道の元栓を閉めた状態で加湿器の電源を入れると電磁弁故障の原因となります。
    加湿器をご使用の間は水道の元栓を開けたままにしてください。
    ※電磁弁は冷却式のため、元栓を閉めた状態だと水が供給されず電磁弁を冷却することができないため故障の原因となります。

  3. フロートスイッチは下がっていますか?
    フロートスイッチが固着して下がっていないと給水されません。
    固着している場合はフロート周りを清掃してください。

上記確認をしても給水されない場合は修理をご依頼ください。

Q止水されません。

  1. フロートスイッチは2つとも浮いていますか?
    フロートスイッチが固着してしっかり浮いていないと給水が止まりません。
    固着している場合はフロートスイッチ周りを清掃してください。


  2. 洗浄スイッチがONのままではありませんか?
    洗浄スイッチがONのままですと給水が止まりません。
    洗浄スイッチをOFFにしてください。

上記確認をしても止水されない場合は修理をご依頼ください。

Q電源が入りません。

  1. 電源ランプは点灯していますか?
    電源を入れてもランプが点灯しない場合、ヒューズが切れている可能性があります。
    予備ヒューズに交換してください。

上記確認をしても電源が入らない場合は修理をご依頼ください。

Q湿度調節器の表示がUUUUとなっている/湿度表示が不自然に上下する/湿度制御されていない

  1. 湿度センサーや変換器が故障している可能性があります。
    詳しい不具合内容を弊社サービスセンターまでご連絡ください。

湿度センサー、変換器、湿度調節器等の部品提供は可能ですが、交換作業は弊社では承っておりませんので加湿器設置の施工店様にご依頼ください。

メンテナンス

Qお手入れはどのようにすればいいですか?

お買い上げ頂いた製品に同梱されている「取扱説明書」にお手入れ方法が記載されております。ご参照ください。