吹き下ろし型ミストスクリーン 導入事例 DMS-800導入事例

大阪万博 長野県PRブース

 

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信州の涼やかな大自然をミストで体感

2025年8月、大阪・関西万博のEXPOメッセ「WASSE」にて、長野県の魅力を発信する特設ブースが公開されました。テーマは「五感で感じる信州まるごと体験」。真夏の大阪で、来場者が信州・長野県の涼しさや爽やかさを五感で感じ取れる空間づくりを目指しました。

導入のきっかけ:長野県の良さを長野県の製品でPR

今回の導入にあたって、ブースの主催者が着目したのは「信州を象徴する涼やかな自然」を効果的に表現する手法でした。調査の中で弊社・星光技研を見つけていただき、偶然にも私たちの本社が長野県に所在であることから、地域性を生かしたストーリー性のある演出としてご採用いただきました。

コストパフォーマンスや技術力だけでなく、「長野県生まれの製品を使って長野県をアピールする」という親和性が、今回の選定理由のひとつになりました。

演出内容:屋内で信州の大自然を体験

ブース入口には、吹き下ろし型のミストスクリーンを設置。ここに長野県の滝の映像を投影し、あたかも目の前に本物の滝が現れたかのような没入感を演出しました。

来場者はミストの暖簾をくぐるようにしてブースに入場します。日本文化に根差した「暖簾をくぐる体験」に加え、ミストが肌に触れることで涼しさを直に感じられる設計となりました。真夏の大阪において、自然の清涼感を体験できる入口演出は強い印象を残しました。

特に子どもたちにとっては、ただ通り抜けるだけでなく「滝の中に入っていく」「水のカーテンをくぐる」といった非日常的な体験が楽しめる仕掛けとなり、遊び心のある体験型コンテンツとして機能しました。

家族連れの来場者は、子どもが笑顔で走り抜ける様子を写真や動画に収めるなど、ブースの入口自体がフォトスポット化。SNSに自然と拡散される効果もあり、イベントの集客力を高めるきっかけにもなりました。

参考サイト:【SBC信越放送】大阪・関西万博に長野県のブースが登場!テーマは「五感で感じる信州まるごと体験」

※サイト内動画(1:48~)にてミストスクリーンの様子がご覧いただけます。

お客様の声

  • 「涼しげで良かった。入口にひと工夫があることで、日本人には親和性が高い演出だった。」

  • 「子どもたちが楽しんでくれたのが印象的。自然と足を止めてブースに入りたくなる仕掛けになっていた。」

  • 「雪だるまの装飾と組み合わさり、吹雪の中を通るように見えたのも面白かった。」

成功のポイント

  1. 地域性とストーリー性の融合
     長野県生まれの製品を使い、長野県の自然を表現する──シンプルながら強い説得力を持つコンセプトが、来場者の心に残りました。

  2. 五感に訴える体験設計
     見た目の映像演出だけでなく、ミストの冷感が肌に届くことで「本当に涼しい」と感じられる体験を実現。真夏という開催時期にぴったりの価値を提供できました。

  3. 子ども・家族層への高い訴求効果
     ミストを楽しむ子どもの姿が親の関心を引き、結果として家族全員でのブース体験につながりました。親子での会話や写真撮影も生まれ、ブース滞在時間を自然に延ばすことができました。

  4. SNS拡散を意識したビジュアル性
     滝や雪のように見える演出は写真映えし、来場者が自発的にSNSへ投稿するきっかけに。リアルとデジタルの両面でプロモーション効果を発揮しました。

このように、大阪万博の長野県PRブースでは、ミスト演出が「涼しさの再現」と「子ども・家族層を巻き込む体験」を両立し、来場者に深い印象を残す成功事例となりました。

 

基本情報

  実施期間:2025年8月27日(水)~8月31日(日)

  実施場所:大阪万博 EXPOメッセ WASSE(大阪府大阪市)

  使用機材・設置台数

   吹き下ろし型ミストスクリーンDMS-800 2台

  給水方式:タンク式

 

 

 

 

吹き下ろし型ミストスクリーンDMS-800 導入事例