「冬場になると塗装面への異物付着(ブツ)が急増し、手直し作業が増える」
「前工程での除電が不十分で、塗装直前にホコリを吸着してしまう」
「加湿したいが、水滴によるハジキや、防爆エリアへの機器設置がネックで導入できない」
塗装工程における不良の多くは、実は「塗装ブースに入る前」に勝負が決まっています。
本記事では、塗装現場特有の制約(防爆・水濡れ厳禁)をクリアしながら、超音波加湿技術を用いて「塗装前工程」の環境を整えることで、品質不良を劇的に改善する方法を解説します。
塗装品質を低下させる最大の要因は「ブツ(異物付着)」です。そして、この異物の多くは塗装ブースの中で発生するのではなく、「前工程から塗装ブースへ搬送される間」また「塗装作業に入る直前」に、静電気を帯びたワーク(被塗物)が空気中を浮遊する塵やほこりを吸着することで発生します。
塗装ブース内は空調管理されていても、その手前の「サンディング工程」「拭き取り工程」「搬送ライン」が乾燥していると、ワークは強力な静電気を帯びます。この状態でブースに入れば、どれだけブース内を綺麗にしても、既に付着した微細なホコリが塗装不良を引き起こします。
静電気対策にはイオナイザー(除電器)も有効ですが、ピンポイントな対策になりがちです。一方、空間全体の湿度を50%〜60%に保つことは、ワーク、治具、作業着、空気中を浮遊する塵やほこりすべてに対して同時にアプローチできる「面」の対策です。
湿度が適切であれば、物質表面の導電性が上がり、静電気は自然に空気中へ逃げていきます。つまり、「静電気を発生させない」「ホコリを吸着させない」環境を作ることができるのです。
加湿対策を検討する際、塗装現場ならではの大きな懸念が2つあります。セイコー技研の超音波加湿システムは、これらの課題をクリアする最適なソリューションです。
回答:超音波ミストは「濡れない霧」。ハジキのリスクはありません。
一般的なスチーム式や気化式の加湿、あるいは粒子の粗いスプレーノズルでは、水滴がワークに付着し、塗装時に油分のように塗料を弾く「ハジキ」の原因になることがあります。
しかし、星光技研の超音波霧化技術が生み出すミストは、粒子径が4~5ミクロン(μm)と極めて微細です。この微罪なミストは、ワークに届く前に、空気に溶け込むように瞬時に蒸発(気化)します。
回答:塗装ブース「前」の環境を整えることで、効果を最大化します。
おっしゃる通り、一般的な超音波加湿器は電気を使用するため、引火性溶剤を使用する塗装ブース内(防爆エリア)には設置できません。しかし、前述の通り、静電気トラブルの真因は「持ち込み」にあります。
星光技研が提案するのは、「塗装前工程(セッティング室、サンディングエリア、除電ブース前)」の湿度管理です。
このアプローチにより、防爆規制をクリアしつつ、塗装品質に直結する効果的な対策が可能になります。
星光技研は、超音波霧化技術を核として、塗装工程を含む様々な環境の課題解決に取り組んでいます。
「塗装前のエリアを加湿したいが、どの程度設置すればいいか分からない」
「現場のレイアウトに合わせて提案してほしい」
そのようなご要望に対し、長年の実績と技術力でお応えします。実際の導入事例、塗装環境向けの具体的なソリューションについては、以下のページで詳しくご紹介しています。
▼ 塗装現場での静電気対策事例はこちら
塗装環境向けソリューション | 星光技研
まずはWebサイトで事例をご確認ください
上記ページでは、実際の塗装現場における課題解決のアプローチや、超音波加湿が選ばれる理由をさらに詳しく解説しています。
「ハジキ」を恐れず、「防爆」エリア外からのアプローチで塗装品質を劇的に改善する。その具体的な方法を、ぜひ貴社の現場でもご検討ください。
超音波加湿による湿度制御システムは、塗装現場における不良率軽減のための有効な手段です。その効果を最大化するためには、貴社の設備条件や塗装環境に合わせた最適な設計が不可欠となります。
貴社の塗装環境に最適化されたソリューションをご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。
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