Solution :  03

自動車塗装の静電気除去・ゴミブツ対策

自動車塗装工程で発生する「ゴミ・ブツ」の原因

静電気を抑制し、自動車の塗装不良を防ぐ

自動車塗装工程におけるゴミ・ブツ不良は、外部からの異物混入だけでなく、工程内で発生・付着する微細な粒子が大きな要因となっています。特に問題となるのが、塗装対象物や治具、搬送工程で発生する静電気です。

静電気によって帯電した塗装物の表面には、空気中に浮遊する微細なホコリや粉塵が引き寄せられやすくなります。
さらに、乾燥した環境では帯電しやすく、ゴミの付着リスクが高まる傾向があります。

静電気が塗装品質に与える影響とは

乾燥した塗装ブース内で湿度計が「20%」など低い数値を指している写真

静電気は、目に見えにくい現象でありながら、塗装品質に大きな影響を与えます。
帯電した状態のまま塗装工程に入ると、微細なゴミを引き寄せるだけでなく、塗料の付着ムラや仕上がりのばらつきを引き起こす原因にもなります。

その結果、ミガキや再塗装といった手直し作業が増加し、作業工数やコストの増大につながります。
また、歩留まりの低下や生産効率の悪化など、現場全体のパフォーマンスにも影響を及ぼします。

静電気対策は、単なるゴミ・ブツ対策にとどまらず、安定した塗装品質を維持するための重要な要素といえます。

静電気対策をしても「ゴミ・ブツ」がなくならない。 その理由は”空間”にある

多くの自動車塗装現場では、除電ガン(エアブロー)や設置型イオナイザー、除電クロスなど、さまざまな静電気・ゴミブツ対策がすでに導入されています。それにもかかわらず、「対策はしているのに、ゴミ・ブツ不良がなくならない」という課題を抱える現場は少なくありません。

その理由は、既存の対策が多くの場合、静電気やゴミを“その場で除去する対症療法”にとどまり、空間全体の乾燥や再帯電といった根本原因までカバーできていないためです。
星光技研の超音波ミストは、こうした既存対策では防ぎきれない課題に対し、環境そのものを整えるアプローチで応えます。

 

「点」で防ぐか、「空間」で防ぐか

静電気・ゴミブツ対策における最大の違いは、どこまでを対策範囲とするかです。
既存対策製品と、超音波ミスト(空間加湿)を比較すると、その考え方の違いが明確になります。

静電気
ゴミブツ対策製品
対策の範囲

持続性
(再付着の防止)

浮遊ゴミ対策 作業
超音波ミスト
(空間加湿)

空間全体

乾燥しない限り
帯電しない

浮遊ゴミを床に落とす

スイッチを入れるだけ
除電ガン
エアブロー

風があたっている
箇所のみ

除電をやめると
数秒で再帯電

表面のゴミは取れる
ゴミを巻き散らかす

1つずつ手作業が必要
設置型イオナイザー
(バー型・ファン型)
△ 
通過する一瞬のみ有効

通過後に再帯電する
可能性有

浮遊ゴミに作用しない

ライン通過で自動除電

除電クロス
 タッククロス
 拭き取り


吹いた箇所のみ

拭く摩擦で帯電する
可能性有

表面のゴミはとれる

手作業
拭きムラのリスク

 

 

超音波ミストによる静電気除去・ゴミブツ対策という選択肢

さまざまな対策を講じてもゴミ・ブツを軽減することができない、そんな中で、新たなアプローチとして注目されているのが、超音波ミストを活用した静電気除去・塗装環境の制御です。

超音波霧化技術によって発生するミストは非常に粒子が細かく、空間全体に均一に広がります。微細ミストが空気中の湿度を適切に保つことで、帯電を抑制し、ゴミが付着しにくい環境を作り出します。

強い気流を発生させないため、ゴミの再飛散を起こしにくい点も特長です。
塗装工程の前に導入することで、静電気起因のゴミ・ブツ不良低減が期待できます。

加湿による帯電量の変化
超音波ミスト噴霧による帯電量の変化

また、超音波ミストによる効果は、帯電抑制だけではありません。発生した微細なミスト粒子が空気中を浮遊するゴミやほこりを包み込み、重くなった粒子を下方へ落とす「沈塵効果」も、塗装環境の改善に大きく寄与します。

この沈塵効果により、空気中に漂うゴミやほこりが減少し、塗装ブース内の空気を清浄な状態に保つことができます。

超音波ミスト噴霧前の浮遊ゴミ
before02
超音波ミスト噴霧後(10分後)の浮遊ゴミ
after02
※特殊な光をあてて空気中を浮遊するゴミやほこりを可視化しています。

自動車塗装ラインでの導入イメージ・活用例

Fig

超音波ミスト装置は、塗装ラインのさまざまな工程で活用することが可能です。たとえば、塗装前工程での帯電防止、塗装ブース周辺の環境安定化、搬送ラインでの静電気抑制など、現場の課題に応じた柔軟な導入ができます。

 

既存設備への後付けや部分導入も可能なため、大規模なライン改修を行わずに対策を始められる点もメリットです。
現場条件に合わせた設計により、無理のない形で静電気・ゴミ対策を実現します。

星光技研の超音波ミスト技術が選ばれる理由

絶対に濡らさない3〜5μmの微細なミスト

塗装作業をされる担当者様が最も懸念される「水滴によるハジキ(塗装欠陥)」の懸念は不要です。
 一般的なスプレーノズルの霧(10〜50μm)とは異なり、超音波で生成される霧はわずか4〜5μm(ミクロン)
この極微細な粒子は、塗装面や設備に触れる前に空中で素早く気化(蒸発)するため、「湿度は上がるのに、物は濡れない」という理想的な塗装環境を作り出します。

 

コンプレッサー不要で「ランニングコスト」を軽減

 多くの現場で加湿に使われる「二流体ノズル(水+圧縮エア)」は、コンプレッサーを大量に消費するため電気代(エア代)が莫大にかかります。
星光技研の超音波ミスト発生装置は、電源のみで駆動し、エアを一切消費しないため、ランニングコストを二流体方式の約1/5〜1/10に抑えることが可能です。利益率の改善に直結します。

 

産業分野で磨いた「技術力」と、現場に寄り添う「提案力」

星光技研は、長年にわたり超音波霧化技術を産業分野で培ってきました。微細な粒子径を安定して生成・制御できる点が特長で、塗装現場の環境や目的に応じたミスト制御が可能です。

単なる装置提供にとどまらず、現場の課題をヒアリングしたうえで、最適な設置方法や運用方法をご提案しています。工業用途での豊富な実績を活かし、自動車塗装における品質安定と生産性向上をサポートします

 

 

自動車塗装の静電気/ゴミ・ブツ対策でお困りではありませんか?

塗装工程や塗装ブース環境に応じて、超音波ミストによる最適な対策をご提案します。
現場条件の整理や導入可否のご相談など、お気軽にお問い合わせください。

 


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