気流可視化装置といえば、 クリーンルームや研究施設で使われる専用機器を思い浮かべる方が多いでしょう。
実際、現在ある気流可視化装置は完成度が高く、「決められた条件下で、気流を確認する」という目的には十分応えてくれます。
しかし現場では、次のような声も少なくありません。
- 気流の可視化による汚染リスクをゼロにしたい
- 空間が広くて思ったより霧が可視化できない
- もっと連続で使いたい
- 気流の“出し方”を変えたい
こうした声の背景には、従来の気流可視化装置が想定していない使われ方 が存在しています。
従来品では解決しにくい「気流可視化のリアルな課題」
試験後の「汚れ・ベタつき」が許されない
従来の気流可視化装置(スモークマシン)の多くは、油分やグリコールを含んだ専用液を加熱して煙を出します。
しかし、精密機器が並ぶ工場やクリーンルームでは、この「わずかな残留物」が命取りになります。
「気流は見たいけれど、HEPAフィルタを詰まらせたくない、製品を汚したくない」 このジレンマが、現場の大きな障壁となっています。
空間が広く、天井が高い
工場、倉庫、大型ホール、展示会場などでは、
- 霧が拡散する前に消える
- 点ではなく面で流れを見たい
といった課題が生じます。
多くの従来気流可視化装置は 小〜中規模空間・スポット確認 を前提としているため、大空間では霧量そのものが不足します。
長時間・連続で気流を見たい
- 設備立会
- お客様への説明
- 実証実験
- 常設的な可視化
こうした用途では、
- タンク容量が足りない
- 連続運転がむずかしい
- 出力が安定しない
といった不満が出やすくなります。
「どう出すか」を自由に設計したい
現場では、
- ダクトに沿って霧を出したい
- 床面を這わせたい
- 横一線で霧を立ち上げたい
など、霧の出し方そのものを制御したい ニーズが多くあります。
しかし、従来の気流可視化装置の多くは、
- ノズル形状固定
- 出口位置固定
- 出力レンジ限定
という制約があります。
「評価」だけでなく「説明・説得・見せる」用途
最近増えているのが、
- 施主・顧客への説明
- 換気性能の“見える化”
- 展示会やデモでの訴求
といった用途です。この場合、 見えればいい ではなく 伝わらなければ意味がないため
霧の量・滞留・動きに演出的な要素が求められます。
実際に教育施設では、超音波ミストによって竜巻や上昇気流を“目で見て理解できる展示”も実現しています。
▶ 超音波ミストを使った気流可視化展示の具体事例はこちら
ここに入り込めるのが「超音波ミスト」という発想
こうした課題に対して、 星光技研が得意とする
- 投込式超音波霧化ユニット
- 大容量ミスト発生装置(3.2L/h)
は、従来の気流可視化装置とは別軸の解決策 を提示できます。
星光技研の超音波ミストが「気流可視化」に使える理由
残留物ゼロ 純水100%のクリーンな可視化
星光技研の超音波ミストは、純水(または精製水)をそのまま霧化します。
薬品や油分を一切含まないため、霧が消えた後にベタつきや粒子が残る心配がありません。
ISO 14644-3(クリーンルームの気流可視化試験)でも、トレーサー(霧)による汚染回避は厳格に求められるポイントです。
試験後に清掃の必要がなく、そのまま製造ラインを稼働させられる圧倒的なクリーンさは、超音波式ならではの強みです。
圧倒的な霧量
一般的な気流可視化装置の霧化量が 0.3〜数L/h 程度 であるのに対し、
投込型超音波霧化ユニットを複数台組合せたり 、 大容量のミスト発生装置(最大 3.2L/h) を用いることで、
発生させるミスト量そのものを大きく確保することができます。
その結果、
- 大空間でも 気流に霧が負けない
- 点ではなく、面・層としての流れが見える
- 離れた位置からでも 直感的に視認できる
といった、市販の気流可視化装置では得にくい可視化が可能になります。
霧の出し方を設計できる
投込式超音波霧化ユニットは、
- 水槽
- ダクト
- 配管
- 独自チャンバー
など、設置方法を自由に設計 できます。
これは、「装置を置く」から 「気流可視化システムを組む」という発想の転換です。
連続運転・常設にも対応しやすい
- 外部給水
- 大容量水槽
- 冷却・耐久設計
を組み合わせることで、
- 長時間連続運転
- 常設可視化
- 定期デモ用途
にも対応可能です。
従来の気流可視化装置と超音波ミストの比較

星光技研ができる具体的な提案例
「評価用」ではなく「説明用」気流可視化
従来の装置では見えにくかった気流を大容量ミストで“誰が見ても分かる”形にします。
- 換気性能説明
- 空調設計の妥当性説明
- 安全対策の可視化
空間・設備に合わせた「可視化設計」
装置を売るのではなく、可視化の“構成”をご提案します。
- ダクト内可視化
- 床面流れ可視化
- 吸排気の比較表示
デモ・展示・演出を兼ねた気流可視化
気流を「測る」から気流を「魅せる」へ。
- 展示会
- 実証実験
- プロモーション
超音波ミストなら、 安全性と視覚効果を両立できます。
気流の可視化についてお困りの皆さまへ
どの手法が合っているか迷っている
実際の超音波ミストの仕組みやクリーンルームでの具体活用については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ 超音波ミストで「見えない空気」を可視化する
